プリザーブドフラワーの仏花が増えています。

プリザーブドフラワーとは？

生花を長期間楽しめるように 保存加工（プリザーブド加工）を施したお花　プリザーブドフラワー。 生花のようなみずみずしさを保ちながら、夏の暑い時期も　冬の水が冷たい時期もきれいに咲き続けるプリザーブドフラワーは、 お仏壇のお世話をする方にとって、かけがえのないものになるでしょう。

染料と一緒に保存加工しているので、カラーが豊富で、 現実にはないカラーや微妙なニュアンスのカラーもプリザーブドフラワーなら 表現できるのも魅力の一つ。

２〜３年、飾っていただく環境によっては、さらに長期間美しさを保ちます。 生ける手間や水替えなど　お花のある生活には欠かせない 日々の手入れはいりませんので、簡単に気軽にお供えしていただけます。

また、生花での御届けが難しい遠方や 寒冷地などにも美しい状態のままお届け。加工の過程で花粉を取り去っているのアレルギーに気を使われている方にも安心して贈っていただけます。

現代のお仏壇は、昔ながらのお仏壇や、「これが仏壇？」と思うほどスタイリッシュなリビングに置けるお仏壇、 マンションでも十分おけるほどのコンパクトなお仏壇など多様化しています。 プリザーブドフラワーの仏花なら花種も豊富で、様々なアレンジやデザインに対応可能！ まさに現代のお仏壇スタイルにぴったりと合った仏花です。

お供え花にプリザーブドフラワーが選ばれている理由

プリザーブドフラワーの仏花が喜んでもらえる理由は３つあります。

1　お世話がいらない

生花を飾るのに必須のお世話が不要になります。
生花を購入した場合、まず、水を張ったバケツに広げ、用意しておいた花器にお仏壇のお花スペースに合わせてお花を活け、 お仏壇にお供えします。ほぼ毎日　水を替え、葉っぱが枯れてしまったら取り去り、花びらが散ればお仏壇を掃除して・・・。
これらの手間が全てなくなります。
お仏壇のお世話の負担を軽くしてくれるので　年配の方だけではなく、家を空けることが多い方・男所帯で手が行き届かないお宅・施設入所中で環境が整わない方に喜んでいただけます。

2　花粉が落ちない・虫がつかない・においがしない

枯れないよう加工する過程で、花が本来持っている香りや花粉もなくなります。 したがってにおいもなく、虫も来ません。アレルギーが心配な方にも安心して飾っていただけます。 花粉や水滴ででお仏壇を痛めることもありませんよ。

3　経済的

生花と比べて経済的です。

たとえば７〜９月の3ヶ月間、生花を２日にいちど替えた場合。500円×45回・・・22,500円 お花のみで22,500円。
そのほかにも水替えなどのお世話があり、手がかかりますね。

プリザーブドフラワーを購入した場合 7,280円×１個・・・7,280円。
なんと！生花の1/3のお値段、7,280円！！ 対で用意したとしても、倍のボリュームで14,560円。
花器付のものをえらべばそのままお供えすることができますね。 ３ヶ月間そのままでずっと美しく、それ以降も何年もお供えしていただけます。 平日はプリザーブドフラワーを飾って、命日や法要など特別な日だけ生花にするなど仏花の選択肢がひろがりますよ。

お供え花プリザーブドフラワーの選び方

遺族の気持ちを慰める仏花ですが、選ぶお花の種類や本数にマナーがあります。 たいていのショップで「仏花」「供花」と案内されているものはマナーをクリアしていますので安心してお買い求めください。

1　仏花を選ぶときのマナー

絶対にダメ！というお花はありませんが、基本的に「とげのある花（薔薇・アザミ）」「毒がある花（すずらん、水仙）」「ツル状の植物（朝顔、クレマチス）」「香りが強いもの」は避けるべきとされています。 また、散りやすい花や、傷みやすい花も避けるのがマナーとされています。
ただし、これはすべて生花のこと。プリザーブドフラワーの薔薇はとげはなく、香りもしません。 気持ちあってのことなので、故人の好きだった花を選ぶとよいでしょう。

2　色や本数から選ぶ仏花

花の本数は3本、5本、7本というように奇数を選ぶのがマナー。 プリザーブドフラワーでも同じです。 花立が２個ある場合は左右ともに「3本・3本」「５本・５本」「７本・７本」と、同じ数の対で準備しましょう。
花の色は、四十九日までは白い花を飾るのが一般的。この期間は、カラフルな色は避けましょう。 お盆やお彼岸などに飾る花の色合いは「白」「黄」「紫」「赤」「ピンク」の5色が基本となります。 ちなみに3色の場合は「白」「黄」「紫」となります。 また「赤」は悲しみを意味するため避けるべき色といわれています。

3　用途から選ぶ仏花

仏花を選ぶ際は、まずどのような用途に使うものなのかを確認しましょう。

A　ご自宅の仏壇に供えるもの

どのような花でも構いません。 自宅のお仏壇サイズに合わせて故人の好きだったお花・お部屋の雰囲気に合うお花・あなたの好きなお花を飾ってください。

B　お墓参りの際　持っていくもの

プリザーブドフラワーは水や湿気に弱いため、飾るところは屋内になります。 お墓参り用に準備するのは生花にしましょう。

C　ほかの家の仏壇に供えるため持っていくもの

予めお目当てのお仏壇の雰囲気や大きさが分かっていたら選びやすいですが、 分からない場合、プリザーブドフラワー仏花の相場は、一般的に1点5,000〜8,000円くらいといわれています。 極端に大きさを外れることはないので、このあたりの価格のものを目安にするといいでしょう。 予算内であれば対で用意して贈りましょう。 あらかじめ花立がひとつしかないお仏壇だと分かっている場合は対で贈る必要はありません。 万が一、お仏壇に対して用意したお花が大きすぎた場合は、仏壇の前に机や棚を置いて飾っていただけます。

お供え花のメッセージカード

メッセージカードに想いをのせて・・・
ご希望の方にはメッセージカード（ハガキサイズ）を無料でお付けいたします。 メッセージカードをご希望された場合、 お供え「定型文」カードまたは ご注文時にメッセージ内容をご記入いただく「自由文」カードの どちらかをお選びいただけます。 （※一部用途については自由文対応できません。予めご了承ください。）

お供え「定型文」メッセージカード

「心ばかりのお花を送らせていただきました。お供え下さいませ。」

自由文をご希望の方はご注文手順途中にございます備考欄にて メッセージの内容をお忘れなくお申し付けください。
ご指定いただいたメッセージをプリントしてお入れします。 （※一部用途については対応できません。予めご了承ください。）

※メッセージ内容は備考欄にご記入ください
※メッセージ内容の記載がない場合、定型文カードをお付けします。

お供えプリザーブドフラワーの贈り方

1　通夜〜ご葬儀の間にお花を贈られる場合

こちらは生花／プリザーブドフラワーにかかわらず、お花を贈るのは控えましょう。 すべての手配は葬儀屋さんが行うため、 「指定されたお花屋さんでの購入でないと受け付けない」「一切禁止」「ご家族がお花代を支払う」など、 かえってご迷惑をかけてしまう恐れがあります。 葬儀以降　初七日の間でしたら白メインのアレンジをお持ちしましょう。

4-2　初七日〜四十九日の間にお花を贈られる場合

できたらなるべくこの期間にお贈りしましょう。 葬儀も終わってご家族の方も一息つき、淋しさがこみ上げてくる時期です。 そんな時にお花が届いたらきっと心を慰められるのでは。 お悔やみのお花は白を基調に。 四十九日までは白一色でトゲのあるバラはタブーとされてきましたが、親しい間柄で贈るのであれば 故人が好きだったお花を贈るのもよいでしょう。 もし色味が華やかになってしまう場合など、心配な場合は出来ればご家族の方とご相談し、ご了承して頂くと良いでしょう。

3　法事・命日にお花を贈られる場合

できるだけ前日までに贈るようにしましょう。 当日に届くように手配すると、ご家族はお寺様やお墓参りに出向いて留守にしてる場合があります。 心づかいが伝わるメッセージカードを添えたり、熨斗・立札をつけて贈りましょう。

お供えに人気のプリザーブドフラワーアレンジ

仏花はお仏壇の左右に対で飾るのが一般的。
しかし、お仏壇によってはお花を飾る花立がひとつだけ、というものもあるのでお仏壇に合わせて選んでくださいね。

大きなお仏壇向けのアレンジ

ひとつでも存在感がありますが対にすると華やかさが増します。
優しい色合いの仏花は、伝統あるお仏壇も現代のインテリア仏壇とも相性がいいです。

小さなお仏壇向けのアレンジ
コンパクトなマンションのお仏壇に。
さまざまな理由でお仏壇を持たないおうちはたくさんあります。
このサイズならスペース的に負担にならずにかざっていただけます。
こちらの仏花はコンパクトなお仏壇に飾るよう配慮されているので
小さいながらもプリザーブドフラワーをふんだんに使用して生花のような美しさを感じていただけます。
優しい色のアレンジなので器を変えるだけで表情を変えてくれますよ。

ガラスドーム
透明のドームはモダンなお仏壇にも伝統的なお仏壇にも違和感なく飾っていただけます。
手間いらずのプリザーブドフラワー仏花ですが、ガラスドーム入りならお花に直接ほこりがつくこともなく、
手に触れる機会も少ないのでより長期間お花を綺麗な状態を保ちます。
こちらは高脚の器ですらりとした美しさをキープ。
お花を飾る場所が小さくても、限られたスペースで華やかに咲き続けます。